製造工程、冷蔵・冷凍庫の温度チェック、工場前室チェック、入出庫時の検品チェックなど各工程ごとに基準を設け、毎日・毎時のチェックを怠らず、問題が発生した場合にはすぐに原因追求・対策が取れるよう管理しております。
X線異物検査機器による商品チェック
業界内では珍しくX線異物検査機を導入し、今まで金属探知機だけでは検出できなかったその他の異物も高精度で検出できる様にしています。 金属探知機との併用で、今まで検知できなかった異物も検出でき、徹底的な商品チェックを行っています。
徹底した衛生管理
作業場に入る前には当然のことながら手洗い・弱酸性水による消毒・殺菌、作業着の毛髪・埃などの除去や制帽のチェック、靴底消毒などを行います。 それらの完了チェックや体調申告なども毎日管理・記録しています。
手作業による商品の均一管理
詰場では、ひとつひとつ熟練の作業員が手作業にてサイズ選別、製品目視検査を行いながら商品を詰めていきます。 丁寧な詰め込みと一つづつ検査をしながら詰めて行くような物なので時間はかかりますが、商品の均一化などには欠かせない工程なのでかじかは手作業のスタイルを今後とも貫きます。
直火・手鍋炊きへのこだわり
かじかの基本姿勢である手鍋・直火炊きによる商品作りを支えるコンロ群です。火の加減や鍋の状態には常に気を配り、熟練の目と糖度計、温度計、Ph計などによる品質の均一管理も行なっています。 かじかの原点でもある甘露煮・昆布巻はやはり直火と手鍋を使わなければ醤油の香ばしさ・色艶は出せないとの結論から今でも直火・手鍋炊きにこだわっています。
かじかで使用している醤油
かじか商品の命でもある醤油は信頼おける業者様に約1週間に一度新鮮なものをタンクに詰めて納品してもらっています。もちろん安息香酸(保存料など余計な添加物の入っていない)醤油を使用しています。
工場内設備について
工場入口の前室、冷却室、一次加工場、仕上げ場などの大々的な改修を経て、全工場内を抗菌パネルで覆った衛生的な工場にて、かじかの社員全員が責任をもって日々商品の安全管理に努めています。
蒸気釜群
大容量の蒸気釜により、調味料を混合加熱したり、ボイル殺菌に利用してしています。また、従来の鍋炊きでは形が崩れやすかった商品や加熱温度調整の難しい貝類などの温調調理にも利用しています。
レトルト殺菌装置
この機器の導入により、従来製造不可能だった瓶詰め商品やレトルトパック商品の製造も可能になりました。 従来の鍋炊きでは行なえない高圧・高温による殺菌や真空パック調理など、店頭にそのまま並べられるレトルトパックの様な商品作りも可能です。
急速凍結機 ユースフルフリーザー
この機器の導入により、従来の冷凍食品にあった凍結劣化・食感変性等を防ぎ、今まで凍結が難しかった野菜の煮炊き物等のご提供が可能になりました。 また、弊社えびの養殖場にて池上げした商品をさらに鮮魚に近い(鮮度が良く高品質)状態でご提供いたします。
新含気調理システム
かじか商品の素材の風味・色・形・食感を保ったままお客様にお届けするために、この機器を新たに導入致しました。 新含気調理食品とは、従来のレトルト殺菌法とは違い、過加熱による食品の劣化を抑え、出来たての美味しさと素材の食感をそのままに新鮮パックした食品です。 常温(開封前)での長期保存が可能なので、防災食としても採用されている新技術です。 最小限の熱で十分な殺菌ができるため、レトルト臭もなく、風味や食感を損なわないところが最大の特長。常温での流通・ 保管・販売が可能です。
当社は、お客様のご要望に応じた業務用食品の開発・製造販売を行っております。メニューの組み立て、コストダウンなどの面で、お料理のプロの方々のお手伝いが出来るような商品づくりを目指しております。商品に関するご質問・ご要望などありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
現在商品開発に関しては、お客様よりご要望を聞いて商品開発するニーズ型と弊社にて厳選した原料で様々なアイデアで目新しい商品やとことん美味しさを追求した商品を提案させて頂くシーズ型に大きく分けられております。
ニーズ型に関しては、おせち食材や料理人の方々の意見をお聞きし、お客様に応じたパッケージ形態、コストダウン、オリジナルの味付け等のご要望にお答えした商品創りをしております。 シーズ型の商品づくりは、季節に応じたメニューや、目新しかったり、厳選された原材料を使用した商品をオリジナリティー溢れた一品や伝統の味付けをお伝えできる商品に仕上げて提案させていただいております。
その他にも味付けの要望(お客様のレシピに従い味付け)やサイズの要望、ご希望する産地(郷土色を出したもの)やこだわりのある素材を使用した商品の開発をお客様のご要望に沿える様に、ご相談させて頂きながら特注商品を開発しております。
かじかの開発商品は、鹿児島県漁業振興大会水産物品評会や、全国水産加工たべもの展(水産庁長官賞3回受賞)など、これまで多くの品評会・コンクールなどで表彰されております。